Dec 22, 2015

Ausstellung 2016 und Buchprojekt






April
Eindruck der Begegnung Der 3.

Fr. 8. / 19 Uhr Vernisage
    mit Einführung / Mathias Tröndle und Andrea Sauermost

Sa. 9. , So. 10. / 11-19 Uhr
   Makkiko / Fotografin vom Holzbildhauer Edgar Müller

   Edgar Müller / Holzkulpturen www.edgar-art.de
   Peco Kawashima / Skulpturen

So. 10 / 15 Uhr
   Gesangengsverein Lyra, Durlach, / Sing&Spielgruppe


Juli
Eindruck der Begegnung Der 4.

Di. 19. / 19 Uhr Vernissage
    mit Harfenspiel

Di. 19., Mi. 20. / 13 - 21 Uhr

Makkiko / Fotografin vom Theater in der Orgelfabrik  www.theaterinderorgelfabrik.de

Di. 19., Mi. 20. / AbendUlrike Schmitt / Harfenspiel


Oktober
Eindruck der Begegnung Der 5.

Sa. 1. , So. 2. / 11 - 20 Uhr

Makkiko / Fotografien vom Varieté-Puppenspieler Stephan Blinn  www.stephan-blinn.de

Sa. 1. / 19 Uhr , So. 2. / 18 Uhr
Stephan Blinn / Aufführungen

Japanese website of Stephan Blinn (ステファン・ブリン 日本語サイト)
https://sites.google.com/site/stephanblinnjp/home

Dec 21, 2015

Stephan Blinn 1

ドイツ、カールスルーエから

操り人形師 ステファン·ブリンのバラエティーショー を紹介してみたいと思います。

ドイツ、カールスルーエ ドーラハに暮らす操り人形師。
 ドイツで最高の人形使いの一人と言われてるんです。
そしてすでに、ドイツの人形使いの中の伝説の一人となってます。

ブリンと人形たちのバラエティープログラムで司会者を含む歌劇団のキャバレーショーは、観客に魔法をかけたかのように、それが人形であることを忘れて、拍手喝さいを贈って夢中になって楽しんじゃうんです。

司会者の名前はフランソワ · ジェラッティ。男もうらやむ優雅さで女性に色目を使い、多くの陽気な語りで次のプログラムにみんなを惹き込んでしまいます。

ブリンの人形たちは、彼自身だと言います。
彼は彼のイメージを人形として作り上げ、彼自身を表現してるんです。
人形たちは表情を変えるし、その動きは彼自身のシステムで彼の心の中をひそかに覗かせてるんですね。


彼のまったく驚きの技術は、最小のジェスチャーで、フランソワ ジェラッ ティの見栄っ張りやピエロの不幸な愛を感じることができるように表現するんです。


Stephan Blinn - Bodybuilder




今年、12月5日に劇場K2へ、ベルリンからやって来たヴィデオカメラマンのアレキサンダー。
彼はブリンのボディビルダーの人形を見つけて、ヴィデオを撮りたいってブリンにお願いして撮影してるところ。
なぜって、ボディビルダーの人形は、ブリン以外にはいないんだそうです。
で、アレキサンダーは、人形のヴィデオ制作のスペシャリストなんですって。
彼のお父さんも人形使いで、彼は小さい時から人形に親しんで、やっぱり人形と暮らしてるんだね。
ちなみに、このヴィデオに使われている音楽は、アレキサンダーがオリジナルの曲を用意してきたんです。

この撮影にまるまる2時間。
この撮影の2時間後には、2時間の本番が待っていて、3日間連続の公演が続いた3日目で、一日目はミュンヘンだったから、車を運転しての移動も含めて疲れてたと思う。だけど、ブリンは、このヴィデオ撮影を楽しみにしてたからね。結構楽しんだと思うよ。


https://vimeo.com/channels/areyouintopuppetry
Alexander Hector
ROEMERSLOEWE FILM
FILMS FOR PUPPETS AND THEATRE

Stephan Blinn -3

フランソワ ジェラッティ
 ステファン ブリンのショーは司会のフランソワ ジェラッティの小気味で乗りの良いおしゃべりでの出演者の紹介で進められます。
 ドイツ語が解らない私が、ブリンに訊いても、「あれは喋ってるんだからセリフのように台本はないんだ、だから何を言ってるんだと訊かれても言えないんだよ。」とそらされてしまうんだけどね。

実は、フランソワの語りはステファンブリン自身のおしゃべりなんです。
フランソワ ジェラッティという名前は、二つのアイスクリームという意味なのだと言ってました。

テファン ブリンのバラエティーショーのプログラムの紹介をしましょう。


ドルタ ムーア かな? 聞き違いかもしれないけど

彼らはなんだかあんまり嬉しくない状況みたいでしょ?
これはブリンのステージで、彼らがどうなっていくのか見てもらわなくちゃね。

ジョセフィン · ベイカー

ジョセフィン · ベイカーは、彼女の伝説的なバナナダンスを踊り、ピアニストのレオンハルト · ヴェッツシュタインは優雅にピアノと格闘し、モーツアルトの演奏を果たします。

恋するジェラッティはジョセフィン·ベイカーにぞっこん。だけど、残念ながら彼らは別々のトランクに詰められて移動してるんです。

レオンハルト · ヴェッツシュタイン
明日はとっておきのピアニストを見せてやるよってブリンが言うので、”ピアニスト”かいいねえ。
って思ってたら。。。見てみてねって言わなくちゃです。

ビリー · ヘイリー
ロック歌手のビリー · ヘイリーは彼の有名な「Rock Bill Around The Clock」を歌います。彼がなんともお茶目でチャーミングなところが私たちを、ふふふって。

ザムゾン
ボディビルダーのザムゾン。
実は彼は、ブリン自身なんです。
ブリンは彼の筋肉を自慢してます。きゃ!

コサック·イブラヒム·スプートニク
コサックダンスを踊る、コサック·イブラヒム·スプートニク。
なかなかブラックで、あげくは彼の下半身だけが分離して踊りだすのを眺めることになるんです。
これがとっても楽しいんです。むふふ 

エルモ モッツアレラ (ブル ファイト)
 スペインの闘牛士、エルモ モッツアレラ。
彼の顔は表情を変えるんです。目の動きも口の動きもブリンの操作で、
おまけに牛の役目はブリン自身が戦うんです。
そして、さすがブリン、最後はみんなが納得の心温まります。

マキーゼ ウォンウー

彼女は魅惑な動きをして、私たちをぎょっと驚かすんです。
お茶目なブリンの小気味な卵の手品を実際に見せてもらった私は、はははなるほどねって。

で、彼女の顔は、写真で見たブリンのお母さんの顔にそっくりなんです。
 その写真を見たとき、この顔はあの赤い衣装の顔だって私が言ったら、ふーんだって。


ハイライトは、ゴールデンゲート·カルテットの4人。
この4人の歌手たちは、ブリンのシステムによって表情は変えるし、口を開き音楽に合わせそれぞれが歌っているように演じられるんです。それらは、ブリン一人で、エーうそでしょう?というな見事なシステムなの。ブリンのシステムの巧妙さにはいつもびっくりしっぱなし。

それも、何度見ても飽きない訳の一つでもあるのよね。



ステファン ブリンの人形たちは、私たちを感動へと導きます。
私たちにも経験のあるような身近な物語を、彼のやさしさとともにみんなの心へ染み込ませるんです。
この物語の終わりには、大人の観客たちが大きな拍手を送るのを、私はいつも感動と一緒に喜ぶんです。

あ、彼の名前を聞くのを忘れてしまってます。ごめんね。

Stephan Blinn -4


私は、昨年から今年のカールスルーエでの、ブリンのパフォーマンスを9回見ていますが、いつも違う感動をそのステージから、そして後ろ側から見ています。
そして、自分で録画したヴィデオを繰り返し見てるんです。そんなに見てるのにまだまだ100回以上見たいから、カールスルーエでの公演があるときには必ず教えてねと言ってます。

ここドイツでは、もちろんブリンはドイツ語で話します。実は私には、何を言ってるのかわからないんだけど、カメラを覗きながら笑っている私に気が付くんです。
そして、彼らの見事な演技に、彼らが人形だということを忘れてしまってます。
ブリンの番組の組み合わせは、ブリンの糸に惹かれて私たちの心までも手綱で繋いでしまうんです。

そんな私を、今では人形チームのメンバーだと言ってくれてるわけで。
私はブリンを日本に連れて行って、彼のパフォーマンスを見てもらいたいと思っているんです。
それで、さて、どうやったら連れて行けるのか思案中。ブリンのパフォーマンスを日本で見られたらすてきなんだけどね。


カールスルーエ ドーラハのシュロスパーク 


ドイツ、カールスルーエのドーラハに暮らすブリンは、


この町の人々に賞賛され愛され続けてるんですね。


 ステージで演じてるのは、ねじれパフォーマンスのゴム男チューインガム。まったく日本人的じゃないのに、日本人のとかって紹介してるんです。で、私は、彼って日本人じゃないよね。って訊いたら、「知ってるよ。」だって。かはは

Stephan Blinn -5


リゴ ガイガリー グラッシュ

 7歳からヴァイオリンを学んでいる彼は、15歳から演奏表現を変え、15年間プロのジプシージャズヴァイオリニストととしてかなり素敵に成功してたようです。当時の新聞や彼の様子を見せてもらいました。

ブリンはジプシーではないんだけど、3人のジプシーとブリンとで演奏してたんです。だけど、メンバー2人が亡くなって、その活動をすっかりやめてしまたのですって。
私は、彼にヴァイオリンの演奏を聞かせてもらったんだけど、その時の全身の鳥肌が立ったことったら。。

ブリンの人形たちの一人、リゴ ガイガリー グラッシュは、以前の彼自身なの。

その人形の演奏は、ヴァイオリン演奏を体に染みつけている彼自身の演奏技術があるからこそのパフォーマンスです。彼は、その演奏をこの人形で糸と彼の操作システムで実現してるからすごい。
名前の意味はね。
リゴ:ジプシーの名前、ガイガリー:ヴァイオリン、グラッシュ:ジプシーの食べる肉なのですって。


ブリンは俳優としての技術を学んでいます。

今から45年前、紙を使って人形を作り始め、その5年後木での創作を試みます。

その6年後に初めて、友達たちだけのためにドイツ、カールスルーエの劇場カマテアターで公演してました。
そうするうちに劇場の仲間から、人形師として公演してみたらどうかと勧められたのがきっかけで、1980年 から人形師としてステージに立ち、ドイツ、フランス、スイスなどでほとんど毎日のように公演をこなし、テレビ番組で彼の人形番組も組まれるなど成功をおさ めてます。 

この写真はブリンが好きなんだって。
なぜって、トランクが写ってるでしょ。彼はこのトランクに人形たちを詰めて旅をしながら公演を続けてきたんです。
そしてこれからもね。







ブリンの一番最初に作った木の人形は、悲しい恋のピエロ。
劇場の衣装デザイナーであった当時のブリンのガールフレンドのお母さんによってピエロの衣装はシルクで作られてるんですって。

彼が人形作りを試みた時代には操り人形を教える美術大学も学校もなくて、彼の人形たちの創作は、トラディショナルの操り人形を基に、彼にとって必要な表現を実現するためにブリン自身の研究によって研究され続けてきてるんです。

人形のパフォーマンスは子供のためのものとされてきたドイツで、ブリンが人形師の一人者として大人の観客だけのためのパフォーマンスとして成功しています。
そしてそれを、彼が俳優として人形たちのために演技しているからだとブリンは言っていますが、実は彼自身が人形だったからなのですね。 

 ドイツの小さな町カールスルーエのドーラハに住む彼は、とっつきにくいムツカシイ人と思われているようです。「彼のショーは最高だよ。だけどブリンはムツカシイ」と彼を知っている人たちが私に言います。しかし、彼はアーチストです。お客さんたちは彼のパフォーマンスが大好きで、いつも必ず満員のステージです。

ブリンは言います。「毎回同じショーだよな。」「だけど、毎回違う刺激だ」と私は言います。

Stephan Blinn -6


ブリンの口ひげは、彼が15歳の時からそこにあります。これは彼の自慢です

人形師としてステージに立ってから、今年30年目となるブリンは、新しい人形を作っているところです。人々が私に、ブリンの仕事を撮影させてもらうなんて無理に決まってるという中、運よく私はそんな工程を撮影させてもらえることになりました。 

彼の人形を仕上げる時間は500時間だそうです。考えてはしばらく置き、また再開の繰り返し。
実質作り始めてからステージに上がるまで、2年くらいかかるんですって。 彼の中で人形のイメージを膨らませるのにかかる時間です。



彼は頭と手を作ってから、しばらく置きっぱなしにします。
人形の全体像が、自分の中で煮詰まったら、次に体を作るんです。

今年作り終えた人形は、頭と手を作ってから1年経ってるんですって。
昨年2014年から体を作り始めてたんだけど、ちょっとしたきっかけで、私はブリンが私を嫌いなのかと勘違いしてしまって、昨年の8月に撮影をお願いしてから今年の5月まで、ステージ以外は撮影できなかったんです。勝手に怖がってただけなんだけどね。

実はブリンは自分の世界をとっても大事にしていて、自分の世界を覗かれるのを嫌がってるだけなんですね。だけど、理解しようとしている私に、気を使ってくれているのをいつも感じています。その細やかな心遣いに、私はいつも心を動かされます。


作り終えてから、15、16年倉庫にかけっぱなしの人形たちもいるんです。
人形のキャラクターや、ショーの演技の方法のアイデアを、何度も何度も考え直してはやり直しての繰り返しです。
最終的に出来上がるまでは、ステージに上げるることはできませんもんね。